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フロリダ州不動産投資について


まず初めに米国投資はアジア圏の国への投資と比較してどのような利点があるのか明記してみたいと思います。日本投資家にとってどのような利点があるのでしょうか。

  1. 海外不動産先としての市場の安定度と通貨リスク度海外投資をする際にはその国の政治的、経済的安定も十分調査する必要があります。また通貨レートにおけるリスクも念頭においておかないといけません。経済大国として躍進する米国市場はさらなる発展が期待できます。さまざまな新しいビジネスが生まれる国、米国ではそれにともなう経済安定が期待できます。
  2. 流動性の高いアメリカ人の引越し頻度は多い人は生涯11回住み替えるという数字もみられます。ライフスタイルにあった住み替えは中古物件に対して活発なニーズがあります。最近ではコロナでリモート勤務が日常化した為に、郊外に引っ越しする傾向もでてきました。また日本のマンションは新築時の価格以上になることが難しいですが、アメリカでは中古マンションが新築時より高くなるケースも多々あります。不動産投資の基本ですが、あくまで場所が将来的にも望ましいこと、マンション全体のメンテナンスがきっちりされているかが条件となります。
  3. アメリカの不動産投資により節税対策中古物件での評価が高く、日本の不動産投資と比較して節税メリットが期待できる可能性があります。但し、投資される前に詳細はご専門家にご相談されることをご推薦します。

では全米の中でなぜフロリダ州が魅力的な投資先なのでしょうか。

フロリダ州は真冬でも温暖な気候であるため、米国内ではニューヨークやシカゴからわずか数時間の飛行で訪れることができる避寒地として有名です。愛称、シャンサインステイトとして知られるフロリダ州は、年間をとおして晴天日が多くディズニーワールドやユニバーサルスタジオ等のテーマパーク、美しいビーチや有名なゴルフ場のあるリゾート地として知られています。

しかし現在のフロリダ州は観光業や柑橘関連の農業にとどまることなくまれにみる発展をとげています。不動産市場としてのフロリダ州の魅力は米国内からだけでなく、カナダ、ヨーロッパ、特に中南米やカリブ海の国々からの投資先として活発な動きのあるマーケットです。フロリダ州では個人投資家でも賃貸投資で他の州(ハワイ、カリフルニア、ニューヨークなど)と比較して高い収益率が期待することができます。近年の人口増加にともない賃貸物件が必要とされている状況に加えて、バケーションレンタルといった短期賃貸も場所により期待できます。そして今、フロリダ州は全米で新しいビジネスの投資先としても急成長を続けています。なぜフロリダ州が急成長をとげているのかを以下まとめてみました。

  1. 人口増加—全米3位
    2010年より2021年までフロリダ州人口は14.6%増加しており全米第3位の人口増加の州であります。人口増加は経済効果をもたらし不動産投資にとって好条件である。
  2. 他州と比較して低い法人税率と低い労働組合率
    州としての積極的な経済発展を促進しているので法人税優遇をもうけている。
  3. 個人所得なし
    全米でも個人所得税がない州は少なく、ゆえに北部の退職者が温暖な気候であるだけでなく優遇税制が魅力で移住してくる傾向にある。
  4. 州全体に新しい企業受け入れ体制が整っている
    各地域の商工会議所や中小企業支援センターなどが新しいビジネスサポートに対して非常に熱心である。
  5. 物流インフラが整っている
    中南米やヨーロッパに近いという土地の利がある。(空路は20の商用空港、陸路は州間をつなぐ高速道路、海路は大型船入港可能な15の貿易港)
  6. 豊富な人材確保
    多国籍州民によるバイリンガルかつ高学歴人材の確保が可能である。
  7. 大規模コンベンションセンターが充実している
    オーランドをはじめとする地域には国際会議、学術会議、展示会に適した大型規模の施設があり、他州の大都市と比較すると安価である。
  8. 航空宇宙産業
    ケネディ宇宙センター周辺はスペースコースと呼ばれ航空宇宙関連企業が存在している。
  9. 州によるハイテク産業支援
    フロリダ州のテクノロジー関連ビジネスと研究活動を融合させるために非営団体が1996年に設立され、フロリダハイテクコリドー(オーランド、スペースコート、タンパベイ)と呼ばれ、シリコンバレーに続くハイテクメッカとして注目をあびている。
  10. 高付加価値ビジネス増加
    富裕層やリタイヤ層の移住にともない医療機関等が増加、大手外食チェーンも本社を構えている。

日本の面積約45%に相当するフロリダ州を主な地域別に特徴をあげてみたいと思います。

<マイアミ>

マイアミは北米で中南米へのビジネス拠点となる国際都市です。またリゾートとしても知られており、フロリダではニューヨークのマンハッタンのような存在です。不動産投資市場としても、国外からの投資があり、いつも活気に満ちたフロリダ州最南端の大都市です。

<オーランド>

ディズニーワールドなどのテーマパーク、ゴルフ場、リゾートホテル開発で発展をとげ、現在は全米2位のコンベンションセンター施設に多くのビジネス客訪問があるケネディ宇宙センターも近く、エレクトロニクス産業が盛んです。最近では州立大学と企業のコラボレーションによるニュータウン都市開発が行われています。

<タンパとセントピータースバーグ>

日本ではニューヨークヤンキースのトレーニング場所としてご存知かもしれません。

フロリダ州の西海岸に位置するタンパベイは日本ではオーランドやマイアミに比べると知名度が低いですが、北米では年々人気が高くなっています。タンパベイはタンパ市とセントピータスバーグ市両方にかかる地域です。近年ではフロリダ州の中で北部のハイテク産業、ヘルスケア産業、金融関連産業が移転してきました。2018年では転職したい都市として全米62都市の中で4番に選ばれました。マイアミやオーランドと比べて不動産価格も安いうえに交通渋滞も少ないこと、タンパ湾とメキシコ湾に囲まれ風光明媚なことからリタイヤ後に住みたい場所全米6位(2018年)にセントピータスバーグが選ばれました。

世界有数の美しさを誇ると言われるビーチは35マイルにわたり、多くの観光客を魅了しています(クリアーウオータービーチは2018年全米1の美しいビーチにトリップアドバイザーで選ばれました)。このように近年の経済効果もありオンライン不動産サービスのZillowによるとタンパベイエリアの不動産は2022年には24.6%上昇と予測されている、今、注目の地域です。

最後に実際にフロリダ州での不動産投資をする際の注意点 を以下まとめてみました。

躍動時なマーケットであるフロリダ州の不動産投資には地元の不動産業者からの情報が不可欠です。フロリダ州の物件をみるとカリフォルニアやニューヨークなどの他州の大都市と比較して大変安く感じられます。しかし地域の事情を十分に調査する必要があります。

  1. 地元不動産業者の選択
    不動産投資は地域と密着している為に地元に詳しい不動産業者を選択すること。不動産エージェントは物件をご紹介するのが仕事ですので、実際に自分では投資したこともないエージェント多々います。投資家の観点から紹介してくれる業者をみつけることが大切です。
  2. 地元専門家の選択
    不動産投資には税金や法律が深く関わりますので、投資先の州での税金や法律の専門家にご購入前に疑問に思われることは相談されることをお勧めします。各州(カウンティ)により異なりますので、ご注意が必要です。
  3. 投資期間
    短期的な投資(中古物件を購入して改築後すぐに販売する方法が一般的)なのか、中期から長期投資(賃貸収入目的)なのか目的を明確にして、業者とコミュニケーションをとりあって適切な物件を探していく、そして現地視察もおすすめします 。一般的に中長期投資は賃貸しやすい物件を安くみつけることです。購入の際には全ての維持費に加えて将来の修繕費などの追加費用なども含めて検討されることが大切です。賃貸される場合は現地の不動産管理業社選択が成功絵の鍵となります。信頼できる不動産管理会社をみつけることが安定した収入にもつながります。

長期投資での土地購入の場合は先々の地域開発調査が不可欠です。

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久保井 澄子

久保井 澄子
所属
Pierce Florida Realty
肩書
フロリダ州公認不動産エージェント
TEL
727-433-0798
Email
kuboisumiko@gmail.com
URL
http://fudosantoshi.us/