保険insurance

アメリカ保険セミナー


ビジネス・車・医療・生命・家庭から雇用関連まで

大切なビジネスを守る保険から車両保険、医療保険関連、住宅関連保険、労災保険に至るまで、多岐にわたる保険関連情報を、米国の滞在者、就労者に必須な内容に焦点を絞って解説する。

ビジネス関連保険

ホームビジネス保険

現在はコンピューター一台あれば仕事ができる時代となり、自宅で仕事をしている人も多くいる。しかしながら、統計によると約6割の人がビジネス用の保険に加入していないようだ。加入していない人達の7割が家の保険でカバーされていると勘違いしていたようである。自宅でビジネスをしている人は、家の保険とは別にビジネス保険の加入が必要となる。ビジネス用の物の被害や、ビジネスが訴えられた場合などに備えて加入する。以下に保険の種類を紹介しよう。

【ビジネス用所有物】

家の保険では所有物の火災や盗難の被害をカバーするが、ビジネスに使う物に対しては限定的にしかカバーしない。ビジネス用の物に被害があった場合に十分にカバーできる金額をビジネス保険でカバーしていただきたい。

【Liability ライアビリティー(損害賠償責任保険)】

家に友達が来てけがをした場合であれば家の保険が適用されるが、仕事上の来客者がけがをした場合にはビジネス保険が適用される。更に、ビジネスが訴えられた場合、損害賠償が生じた場合にもカバーする。

ビジネスのタイプに応じて他にも必要な保険がある。商品を扱う場合には、Product Liabilityが必要である。商品が原因で被害を与えてしまった場合などに備えるためである。サービス業の場合はProfessional Liabilityが必要かもしれない。自分が行った行為によって顧客に被害を与えた場合、自分が訴えられた場合などに備える。コンサルタント、会計士、弁護士、ファイナンシャルプラナー、プログラマー、設計士などの業種に必要である。

【Business Interruption=Insurance】

これは火災などの被害によってビジネスができなくなったために生じた損益を補償する。コンピューター1台あればすぐに復興できるビジネスであれば必要ないが、そうでない場合にはこの保険も必要だろう。

ホームビジネス用の保険は格安で加入できる。大事なビジネスを守るとともに個人の資産を守るためにもぜひ加入していただきたい。

ホームビジネスをしている人へのアドバイス

  • ビジネス用に購入した物と個人用の物のレシートをすべて分けて保管する。保険のクレーム時に大変役立つ。
  • 火災、災害に備えてレシートやその他の重要書類のコピーを第三の場所にも保管する。
  • 個人とビジネスの経理を別にする。銀行口座も別にする。保険会社にビジネスの収益/損益を証明する時、クレームをする時に役立つ。

【Electronic Data ProcessingEDP保険】

現在のビジネスはコンピューターや他の電子機器に頼り切っていないだろうか。電子機器を使うことによってビジネスの効率性は大変向上したと思うが、もしその機器に何かが起こった場合にはビジネスに大変大きな影響を及ぼすのも事実である。事故、盗難、災害、ウイルス、ハッカー行為などでハード/ソフトデータに被害が出た場合、ビジネスにどのような影響が出るか想像されたことはあるだろうか?

何か対策を立てなければ、と思いつつ何もしていない場合が多く、簡単なデータバックアップだけで安心している人もいるのではないだろうか?

ビジネス保険に入っていれば安心、と思っているかもしれないが、通常のプロパティー(Property)保険ではカバーされなかったり、限定的にしかカバーされなかったりする。EDP保険はそのような場合に備えて入る保険である。ビジネスのパッケージ保険に追加して加入する場合がほとんどだが、単独でも加入可能である。EDP保険は保険会社によって、カバーする内容、範囲が異なるので、何をカバーしたいかを明確にエージェントに伝え、必要に応じて組み立てていただきたい。ここでは、一般的なEDP保険の内容を紹介しよう。

  • ハードウエア:コンピューター、サーバ、周辺機器、ポータブルなどが被害に遭った場合に、修理費用または再調達費用をカバーする。第三ロケーションでのウェブホスティング、社員の自宅でのカバーも可能な場合もある。
  • ソフトウエア:既製品のソフト、カスタムメードされたソフト、プログラム、アプリケーション、メディア、データなどに被害があった場合にカバーする。
  • 収入補填:被害に遭ったことによってビジネスの続行に影響が出た場合、その期間の収入を補填する。
  • Extra Expense(臨時出費):修繕する期間中に掛かった余分な出費や被害を大きくしないために掛かった費用、データを修復するために掛かった費用などをカバーする。

保険会社によって、カバーされる事故や出来事の定義、対象物、カバーの範囲が異なる。例えば、ポリシーによってはウイルスやハッカー行為の場合は限定的カバーだったり、地震、洪水の場合などはカバーされなかったりする。独自にできる防御策の構築と万が一に備えるEDP保険で大切なビジネスを守っていただきたい。

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安岡 忠展

安岡 忠展
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